tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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新境地?!

とても気持ちのいい日だった11月最後の日。
今日は、日比谷公園にある松本楼で、
日本産業退職者協会主催のサロンコンサートに出演させて頂きました。
関係者のみなさま、そして、ご来場頂いたみなさま、
本当にありがとうございました。

実は、今年6月のIl Concertinoに協会のSさんがご来場下さり、
その時に今回のお話をいただきました。
「今日のように、明るく楽しいコンサートにしてください!」
そうおっしゃっていただいたのです(*^_^*)

リクエストは日本の歌を中心に、そしてオペラアリアも入れて欲しい、ということ。
前後半、おしゃべりも入れて40分ずつ。
そう、リサイタル以上に大きなプログラム・・・!
今日はアンコールを含め、全15曲を歌いました。

前半は日本の歌だけのプログラム。
なかなかそういう機会もないので、衣装は母の着物をリメイクした、和風ドレスにしました。
・紅葉
・七つの子
・この道
・初恋
・宵待草
・霧と話した
・落葉松
・・・以上7曲。
懐かしい秋の曲から始まって、だんだんと切ない秋の歌になっていく・・・
そんな流れにしてみました。

後半は、クリスマス先取りで、深紅の衣装に着替えて、
映画音楽(ちょっとシャンソン)とオペラアリアを。
・バラ色の人生
・ムーン・リヴァー
・魅惑のワルツ
・慕情
・オペラ《ジャンニ・スキッキ》より 私のお父さん
・オペラ《トスカ》より 歌に生き恋に生き
・オペラ《蝶々夫人》より ある晴れた日に

そしてアンコールはおなじみの「見上げてごらん夜の星を」

・・・とまぁ、よく歌いました!!
そして、よくしゃべりました!!

そのおしゃべりも、衣装の話をしたり、イタリアでの演奏の話をしたり、
ちょっと笑いも入れながら、気持ちを楽に聴いていただけるようにしました。
お客様の近くまで行って、衣装を近くで見て頂いたり・・・
今日は、なんとなく乗って喋れそうな予感がしてたのですが、
その予感は見事的中^m^
時間オーバーまではしないまでも、「『舌』好調」でした。

そして「慕情」を気持ちよく歌いあげたあと、
オペラアリアは一曲ずつに解説を入れ、
歌う直前にそのアリアの内容をひとり芝居する、という演出をつけました。
今回の3曲だからこそできた演出なんですが、これがまた・・・喜ばれました!

ひとり芝居→歌、というのは、Il Concertinoでもしたことがあって、
「モーモロ、キスしてあげる!」
・・・で始まる芝居は、私の周りでちょっと評判になってたりするんですが^^;
今日の3曲の小芝居は、まさに「ネタ下ろし」
今日のために考えた、セリフ&演出だったわけです。
そう、私は昨日、レッスン室にこもり、歌はもちろんですが、
この芝居の稽古に励んでいたわけです・・・
でも、本当にやった甲斐がありました!!
手ごたえ、ありました~(^^)v

私がしていることは、もしかしたら「邪道」なのかもしれません。
本来は、音楽だけでその魅力を充分に表現できるのが「歌手」なのかもしれません。
でも私は、クラッシックを難しくなく、わかりやすく表現するのも、
私たち演奏家の使命のひとつと考えています。
「いいのかもしれないけど・・・よくわからなかったなぁ」とか
「日本の歌はいいけど、オペラはねぇ・・・」という感想はやっぱり悲しい。
歌が好きだからこそ、クラッシックが好きだからこそ、
自分が好きなものは、ひとりでも多くの人に好きになってもらいたいのです。

純粋に音楽や歌だけを楽しみたい、という方には、本当にごめんなさい。
でも、今日のお客様の様子を見ていても、
今までの私の経験から言っても、
実は「わかりたい」と思っている方は大勢いらっしゃいます。
だからこそ「なるほど!そうだったんだ!」と思っていただけることは、
お客様の満足感につながると思うんです。
それが楽しいコンサートであればなおのこと。

ですから「邪道」と言われようが「喋りすぎ」と言われようが
こういうスタイルは私のスタイルとして、確立させていきたいと考えています。

ま、「喋りすぎ」は時間もありますので、ほどほどにしないと、ですけれどね(^^ゞ

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