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tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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いよいよ!

あと数時間後、いよいよ、コーラス部定期演奏会開幕です!
月イチペースで半年以上主催公演をしていた私が、
4月は主催公演の予定はなく、
4月はコーラス部「指導」と来月のIl Concertino準備に没頭かな?
・・・なんて思っていたのに、
自分が演じることになって、それも、本番2週間前にそれが決まって、
「指導」なんて言っていられなくなってしまいました。
私が演じる部分の脚本の書き直し&補筆を一晩で仕上げ、
演出の内田潤一郎さんに稽古をつけて頂き、
最後の最後までダメだしをして頂いて、
残すは本番のみとなってしまいました。

確かに、最初は戸惑いました。
でも、戸惑いはしても、言われた瞬間からやる気だった事実。
もともと、嫌いな要素ではない(好きと言え)ので、
やってみたい!と思いました。

でも、自分がやろうとしていることを相手に伝える、ということが、
どれだけ難しいことか、今回のことですごく学びました。
いや、実は本当はとてもシンプルで、
自分で難しくしているだけなのかもしれませんが。

歌の基本と一緒ですね。

本当は、もっとできるとおごっていた部分があるのも事実。
でも、全然でした。

まがいなりにも、私も舞台に立っているので、
言われている意味も、求められていることも、頭では理解できる。
でも、そのように声が出なかったり、口が回らなかったり、身体が動かなかったり。
悔しさと、情けなさと・・・色々な思いがありました。

内田さんに「(やることになったのは)運命だね」と言われて始まったこの経験は、
短い期間だったけど、今の私にとても必要なことで、
この期間にあちらこちらからメッセージを受け、
演じる、という意味だけでなく、
色々な意味でかけがえのない経験となりました。
大変だったし、落ち込んだこともありました。
でも、本当にとっても楽しい毎日でした。

今日は、与えられたこの機会に感謝して、
生徒たちの舞台が少しでも、いや、めいっぱい盛り上がるように、
そのエネルギーや様々な思いが、会場いっぱいに伝わるように、
ぶつかっていくだけだ、と思っています。

これから、細かいダメだしをもう一度チェックして、休みます。

生徒たちも、思いきり歌い、演じることができますように。
私も、今のこの気持ちが表現につながっていきますように。

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