tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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教えたいこと

子どもの頃から「静乃は面倒見がいい」と言われ続けてきました。
根っからの長女気質、というか、
どうも、年下の子たちの面倒を見たり、
大人になってからは相談に乗ったり、
年上の人といるのに、私がなんだかんだと仕切っている、という構図になりやすい事実。

これは、もう気質だから仕方ない、と思っていますが。

教師に向いている、とも言われたことがありますが、
これは、自分ではうなずけないのです・・・
だって、私、かなり極端な人ですから。笑。
それでも、バランス感覚はある方だと自負しておりますが、
教師となると違うかなぁ。

でも「人を育てる」ということには、面白さを感じます。
技術を教える、という意味では難しさを感じながらも、
情緒や精神面を育てる、という意味では楽しさしかありません。

私が一番教えたいのは、
舞台の楽しさと、表現の奥深さ、そしてそこから得ることができる、精神。

今日も、満開の桜になぞらえて、桜のようになろう、という話を、
コーラス部のみんなにしてきました。

桜の木は、すごく強くて、
土の中の栄養分をぐんぐん吸い込める木なのだそうです。
他の木の養分まで吸い込んでしまうから、
桜のそばには、あまりいい木を植えない方がいいのだとか。

桜は、そうやって養分を太い幹にたくわえて、
一年に一度、春の「ここぞ!」という時に、見事に花開く。

私たちも、そうなろうと。

稽古でたくわえるべき技術は、貪欲に自分の中にたくわえる。
他人の稽古も、自分の稽古だと思って、無駄にしない。

舞台に対する思いも、お客様に伝えたい思いも、
本番までに、とにかくいっぱいたくわえる。

そして、私たちの「ここぞ!」は本番。
ふわふわすることなく、緊張することなく、
しっかり2本の足でたって、
心とともに、自分の花を開く。

部員みんなが桜になろうと思えたら、
きっと、いいものになるんじゃないかなぁなんて、思ったのです。

そう、彼女たちが満開になる日は、4月28日(日)。
鶴見のサルビアホールで、アカペラの宗教曲から、スケールの大きな合唱曲、
そして、ミュージカル『キャッツ』まで、
全ステージ、まったく違う団体がやっているかのような、
バリエーションと魅力のある演奏会をいたします。

演劇部か?ってくらいのお芝居の練習や、
ダンス部か?ってくらいのダンスの練習、
そしてもちろん、歌の練習に日々励んでいます。

入場無料の公演です。
あとちょうど一ヶ月、色々なものをしっかりたくわえ、
見事に花開くであろうその瞬間を、どうぞ、お見逃しなく!

きょうの香り・・・「あたたかくなってきたので」
ビガラード・コンセンテ(フレデリック・マル)

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