tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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邦楽教室

雪かきに励んだ翌日は、
毎年恒例、神奈川学園での邦楽教室でした。
中学3年生のためのプログラムで、
箏と尺八、ちょっぴり歌のコンサートと、
邦楽器に触れる、体験教室をするのです。

もうこれを始めてから、かれこれ10年以上。
はやいなぁ・・・とつくづく思います。

箏は母が、そして、尺八は眞玉和司先生にお願いしていますが、
眞玉先生がMCも担当してくださり、
楽器のことや、歴史的背景まで、
色々学べる教室なのです。
私は、筝と尺八の伴奏で、
民謡調の軽快な曲を演奏するのですが、
独特な節回しがあり、なかなかの難曲です・・・

でもこの曲、
華やかさも面白さもあるので、
演奏効果が高いというか、いつも喜ばれるのです。
イタリアで演奏会をさせていただいた時も、
この曲が一番人気でした。
とても日本らしさを感じる曲なのだそうです。

そう、
日本人でもなかなかなじみの薄い、邦楽器ですが。
眞玉先生のお弟子さんに、
アメリカ人の方がいらっしゃいます。
来日してから15年だそうですが、
初めて尺八の音色を聴いた時に、魅了されてしまったのだとか。

実は、今回の邦楽教室に、
そのお弟子さんのアレックさんも出演してくださいました!
写真 (10)
先生と、古典本曲の「鹿の遠音」を演奏してくださったのですが、
牡鹿と雌鹿の掛け合いを表現したこの曲、
アレックさんが、尺八を吹きながら、会場後方から登場すると、
生徒たちは、後ろからの音に驚いてくるっと振り向き、
さらに、尺八を吹いているのが外国の方!と、
さらにさらに驚くのでした。

感激したり、感動したり、
心が揺さぶられる時っていうのは、
ふいにやってきたりするもの。

期待通りに感動できることって、そうはない気がします。
そこに「驚き」が伴うと、
心にしっかり残る気がするのです。
そう、プレゼントにサプライズがあると、
わぁ!となるのと同じですね。

きっと、生徒たちが一番印象に残ったのは、
あのアレックさんの登場だったのではないかと思いますが、
そこから尺八の存在がなくなることはないはず。
そこに、吹いたことのない尺八を吹いたり、
触ったことのないお箏で、簡単に「さくらさくら」を弾く、という体験が重なれば、
記憶には残ると思うのです。

もちろん、そこから、もっと勉強したい!という子が出たら、
それは喜ばしくもあるのですが!

そう、コンサート後に、
「あんな声、初めて聴きました!!どうやって出すんですか?!」
・・・なんて、私に聞きに来てくれた子も(*^_^*)
邦楽教室ではあるのですが、
歌や声のことを聞いてくれる子も、毎年必ずいるんです。
こっそり私のところにやってきて、
「もののけ姫の歌を歌ってください!」
なんて言ってきた子もいたっけな~
私の歌や声が、彼女たちの感激のタネになってくれているのだとしたら、
嬉しいなぁ〜!と思う私でした。

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