tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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赤ちゃん

先日の、HIGASHIYA GINZAでの、母の日コンサートで、
私が、アンコールの時に朗読した詩があります。

お客様にはお話しましたが、
毎朝、FMを聞きながら身支度をしている私、
コンサート当日の朝も同じことをしていて、
この詩が耳に入ってきたのです。

母の日にちなんだ詩、ということだったのだと思いますが、
私はその詩に胸がいっぱいになって、
耳をよりすまして、
その詩を書いた詩人の名前と、その詩のタイトルを探り聴きました。

今日、この詩を耳にしたということは、
今日のコンサートで、この詩を朗読しなさい、ということだ、と
私なりにメッセージを受け取ったのです。

すぐにネット検索し、
そして、その詩をすぐに見つけることができました。

浜文子さんという詩人の『赤ちゃん』という詩です。


赤ちゃん          浜文子

あわて者でもいい
泣き虫でもいい
手先が 不器用でも
音痴でも かまわない

もちろん
人が振り向くほどの
美人である必要もない
とりたてて特技がなくても
高尚な趣味も
噂に上がるほどの博識も不要

おまけに
学歴
職歴
賞罰
一切不問
そのままのあなたがいい
そのままのあなたが好き
赤ちゃんは そう言いたくて
あなたに両手を伸ばしてくる


私は、この詩を聞いて泣き、
書きうつして泣き、
朗読の練習をして泣き、
そして、本番の朗読中にも泣きました。

それは、うちなる記憶がそうさせたのではないかと思うのです。

色々な事情があったとしても、
母親というのは、子どもにとって、絶対の存在。
私も、母に、改めて「ありがとう」という思いを込めて、
この詩を朗読しました。

子は親を選べない、なんて、嘘です。
子は、親を選んで、この世に誕生するのです。
私たちはみな、
あなたと一緒にいたい、
あなたに育ててもらいたい・・・と、
両親を選んで生まれてきているのですね。

そして、今、素直にこう思えることは、
いっぱいの愛情を注いでもらって育てられた証拠だと思っています。

ありがとう。

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