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tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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光と海に寄せるまで①

突然ですが、占い等は信じますか?
鼻から興味のない方、いいことだけ信じる!という方、気にしちゃうから読まない(占ってもらわない)ようにしているという方、大好き!という方、様々だと思います。


私はその最後の「大好き!」な人。
子どもの頃から、西洋占星術の本や血液型占いの本、ありとあらゆる占いの本を読んできました。大人になるにつれ、自分を知りたい欲求が私は他人より強いんだなということに気づき、そこからの占い好きなんだと納得しました。


そんなわけで、これまでも色々な占いの類のセッションを受けてきました。気軽なものから、ガッツリなものまで多種多様ですが、基本的には口コミで「よかったよ!」「面白いよ!」なんて聞くと、どうしても行きたくなってしまうのです。


最近は、あちこちに行くということはなくなり、節目節目に、また、どうにもこうにも手も足も出ない感がする時…1年に一度か二度のペースでキネシオロジーのセッションを受けています。
キネシオロジーは、占いとは違うのですが「自分を知る」という意味では同じかな。すごく不思議なんですが、すごく納得できるものなんです。もちろん「えー!」っとなる結果が出ることもありますが、後になれば「なるほどね、、」となったりする。


なんのこっちゃ??と思われる方、キネシオロジー…何ぞ?と思われる方はこちらを→http://www.kinesiology-seminar.com/prac/


さて昨年末、キネシオロジーを受けた時「2022年、どんな曲を勉強したらいいか?」を聞きました。
すると、答えは3つ。
①純粋に歌いたい!と思える外国曲
②ヴォカリーズ(歌詞のない曲)
③日本人が作曲した英語詞の曲
どれもピンとくるものはなく、へぇ~というくらいでした。そして、音楽以外にも様々な質問をし、セッションの最後の最後で私へのアドバイスとして「イギリスの文化や芸術に触れるといい」というメッセージが来ました。


約1時間のセッションでありとあらゆることを聞いているので、もちろんこれがすべてではありません。私が受けているセッションは、そこで出た結果をセッション後にメールで送ってくださるもので、あとで「そうそう、こんなことも言われた」と確認ができます。


この時も「どんな曲を~」というのは自分がした質問だったので記憶にありましたが、イギリスの件は、あとになってメールを読み返した時に「そういえば言われたな」程度でした。


ここまで読んで頂いたら、私が何を書きたいかおわかりですね?


そうです、私がエルガー作曲の「海の絵」に出会えたのも、ここがきっかけでした。


イギリスの文化や芸術か…イギリスの作曲家って誰がいたっけ??


そんなところから、何気なく色々検索していくうちに、エルガーが歌曲も書いていることを知り(実に、エルガーは知っていても歌曲があることはこれまで知らなかったのです)動画のリストが出てきて、そこの1番下に「Sea Pictures」というタイトルを見つけ「海の絵なんて素敵なタイトル!」とクリックし、流れ出した音楽に「!!!!!これは私の曲!!!!!」という直感がありました。しかし…こういったコアな曲の場合、譜面が手に入るかがまず大きな問題。でも、こういう時って手に入っちゃうんですよね。自分でも手に入るととわかっていた気もします。


ただその時は、まさか今年の猿楽祭での演目として探していたわけではなかったので、絶対どこかで歌いたい…!くらいにしか思っていませんでした。


それがまさか、今年、猿楽祭で歌えることになるとは!
でも逆に、小島さんの絵の力があったからこそ、できたこと。素敵な曲とは言っても、全5曲、約25分近くもある超大作な上に、ものすごくコアでアカデミックな作品。お客様に受け入れていただくには、絵の力が必須だったなと思います。


おそるべし、キネシオロジー!と思っているのは、言うまでもありません。


他にも色々言われているのだけれど…キネシオロジーセッションがなければ「海の絵」には出会えてないと思うと、もうそれだけで充分です!と思ってしまう私でした。







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