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tsuki no kobanashi

ソプラノ 和田静乃の日々をつづります
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選ぶことの喜び

最近、好きなもの、好きなことがクローズアップされて見えてくることが増えているのですが、この件のひとつに「〇〇に合う(似合う)もの選び」ということがあります。自分が選んだものを相手に(個人に限らず)喜んでもらえた時、相手にフィットしていることがあきらかになった時、私は「ヨシッ!」と体内でガッツポーズをするわけですが、これ、私にとってとても大きな喜びになるのです。



先日、この春大学生になる親戚の女の子に、私が服を選んであげるというお買い物に出かけました。どういうわけか、彼女の私への信頼は絶大で「しーちゃんに選んでもらう!」と楽しみにしてくれていたのだとか。それだけでも私は嬉しく、テンションがあがるわけですが、その約束をしてその日がくるまでに、彼女に似合いそうだなと思うブランドを見つけ、紹介しようと思っていました。


当日、そこに並んだ服を見て「かわいい!」と目がキラキラした彼女。たくさんある服の中から3点私が選んだものを彼女は試着したのですが、それが3着ともよく似合うこと!他にも可愛いものがあったので、他にも着てみる?と提案しましたが、この3つがいい!と購入に至りました。


実は、こういうことは初めてではなく、大学生の時から、服を選んで欲しいと言われることが多かった私。香水にはまってからは、香水を選んで欲しいと言われることは日常。友人のドレス選びにも自信があります。


プレゼント選びなんかも、大好きです。最近SNSでよく見る「これさえ贈れば!」的な投稿がありますが、そういうのってとても悲しいなと思ってしまいます。「女の子ってこういうもの」「これをあげておけば間違いない」という不特定多数の人たちを十把一絡げにする考え方そのものが苦手だからというのもありますが、相手を思う気持ちから相手の趣味嗜好を考え、それと自分の「好き」とを掛け合わせたプレゼントだからこそ、喜んでもらえると思っています。なので、私の場合、相手がどんなに好きなものでも、自分があげたいものでなければ、絶対にあげません。絶対に。笑




私は似合わないものははっきり「似合わない」と言います。また逆に私がいい!と思っても、本人が「?」の場合には無理強いはしません。販売員でもありませんし、売らなきゃいけない立場ではありませんから。


まぁ、だからこそ、選んで欲しい、につながるのかもしれませんが、似合うもの選びのはそういうことだけじゃないんです。


ここにも何度も書いてる方思いますが、コンサートを企画する時、何よりも私が喜びを感じるのは選曲の時。季節に合うもの、コンセプトに合うもの、会場に合うもの、お客様の層に合うもの…それを考えながらの曲選びがたまらなく好きなのです。


奇しくも、今は夏の「ひまわりコンサート」(生徒たちの発表会)の選曲中ですが、これがまた楽しいのなんの。本人の今の実力と好み、歌いたい!という気持ちにフィットする曲選びは、本当にウキウキします。そして、譜読みさせ、歌わせた(弾かせた)時に、やっぱりぴったり!と思えた時、ここでもガッツポーズになるわけです。


直感が働かないことがあっても、もやもやするところは、「!」と降りてくるのを待ちます。もちろん、迷うことも悩むこともあるけれど、その時間も嫌いじゃないんですよねぇ。


あ、もちろん「自分に」選ぶことも大好きです♡
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